岬工業株式会社 採用サイト

ベテラン×新人対談

想いは世代を超える One for MISAKI MISAKI for One

ベテラン山口新人清水
ベテラン
こうしてゆっくり話すのは初めてだよね。
新人
そうですね、営業所が違うとあまりお話する機会がありませんし。
ベテラン
まぁ、営業所では聞けないようなことでも話してみてよ。遠慮なしに。
新人
ありがとうございます。早速なんですが…
ベテラン
早速やね。
新人
いいですか?ベテランの方が今の若手にどんなことを求めてるのか知りたいんですよ。
ベテラン
求めること?
新人
例えば人間性とか、技術面とか何でもいいんです。
ベテラン
それでいくと、現場でしっかりと指揮・命令できる責任者になってほしいってことだと思うけど、そこに至るまでにはいろいろあってね。君はまだ2年目やったけ?
新人
そうです。
ベテラン
だよね、まだ周りがボヤっとしか見えてない状況じゃないかな?ごめんね。失礼な話してしまっているかもしれないけど。
ベテラン×新人対談
新人
そうです。かなり手探りな感じですね。
ベテラン
あと数年したら、はっきりと自分がしなければいけないことが見えてくると思う。そしたら目標ができはじめてくるはず。
新人
自分に足りないことや何を身につけていかないといけないか、見えてくるんですか?
ベテラン
そう。今っていろんなベテランや係長、所長やもちろん後輩も一緒になって仕事をしてるでしょ?その全ての人の動きとかやり方を見ていると、手本になることやそうでない部分も見え隠れしはじめてると思う。
新人
そうですね。マネをしてみたりいろいろ試していますね。
ベテラン
マネだけじゃなくて、それを発展させて自分でこうしてみようかとか思うことも思い切ってやってほしいな。それを積み重ねていくことで、責任者になったときに、いろんな人のやり方のいいところ取りをしてやっていったらいいと思う。
新人
自分なりに理解して、それをカタチにしていくってことですよね?
ベテラン
地道だけど、それが一番の成長の近道だと思う。
新人
どうしても、今は技術が自分には足りないということしか頭になかったので…
ベテラン
今はいろんなことを経験している感じなんじゃない?
新人
そうなんです。自分自身でも「これってしっかりと理解できているのかな?」って思うときもあって、毎日違う仕事していくじゃないですか?
ベテラン
そうやね。逆に今しかいろんなことが経験できないかもしれない。その中で自分が本当にやりたいことが見つかると思う。焦らんでもええよ。
新人
もう2年目なので、いつまでも半人前ではダメだと思っているんですよ。
ベテラン×新人対談
ベテラン
そう思っているだけでもいいと思う。けれど、焦らなくていいよ。逆にやりたいことは見つかりかけている?例えば、縦型ポンプをやってみたいとか?
新人
まだそこまで具体的な目標はまだなんです。まずは一人前に自立してやっていける技術を一通り身につけたいと思っていて…
ベテラン
技術って、会社が与えてくれているものと、現場でしか学べないことと、協力会社さんや職人さんからダイレクトに学べる技術とがあるでしょ?それに手を動かすだけでなく、言葉から学ぶ技術もあるので、それをひとつ一つしっかりと自分の糧にしていく。そんな意識を持ってやっていけばいいと思う。
新人
焦らないで覚えていきます。
ベテラン
そうやね。逆に質問してもいい?今、現場行ってて楽しいって思えてる?
新人
楽しいというよりか充実している感じですね。昨日なんて、溶接とかいろいろと一人で任せてもらえたりしたんです。
ベテラン
実は俺たちの仕事って、細かいいろんな職種があるのよ。だから自分がやりたいと思っていた仕事は表面的にしか見えてなかったりして、その奥深い部分に自分だけにしかできない仕事っていうのも存在しているのよ。
新人
それを自分で見つけていかないといけないですよね?
ベテラン
見つけていければ一番。でも、上司やベテランは「こいつは一番ここがぴったりだ!」という仕事についてもらうようにコントロールしていることがある。
新人
そうなんですか?
ベテラン
今思えばってところなんだけどね。例えば、この仕事って安全がまず第一でしょ?だからその要になるところにいる人って声が大きくない?
新人
そうですよね?若泉さん(ベテランインタビューにも登場する山口の弟子で清水の師匠)なんて典型的かと
ベテラン
そう。あいつも声がデカいやろ?
新人
めちゃくちゃデカいです(笑)
ベテラン
俺も若手のときは「何で俺がこの仕事・作業しないとアカンねん」みたいなこと思ってたよ。でも自分が育成する立場になったときにわかったんよ。「こいつにはこの仕事が向いているかも」とか「一度、この仕事させてみるとおもしろいかも」っていうのがある。
新人
それが今に繋がっているんですか?
ベテラン
そう。感謝しかないなぁ。君もそう思うようになるよ(笑)
あと、声出すのは大事だよ。
新人
これは声出した方がいいのかな?って躊躇するときがあるんですよ。遠慮してしまうんです。
ベテラン
それはね、声出した方がいい。絶対に。さっきも話たけど、安全って絶対なので。あそこ当たりそうやけど、当たらないかもみたいなシーンのときは絶対に出して言うべき。当たりそうになるというのは逆に遅い。その前に安全な方向へ導かないと。
ベテラン×新人対談
新人
大げさに思われないですか?
ベテラン
逆に「あいつあんなところまで気がつけるんか」って株があがると思うよ。とはいえ、ピリピリしたシチュエーションだと言いにくいところもあるよね。まだ若いし。
新人
そうなんです。でも若泉さんはガンガン言ってましたね。そんな姿を見て、この人に付いていこう!って思ってましたもんね。
ベテラン
岬工業に入ったからには、言うことはちゃんと言う。やらないといけないことはちゃんとやる。それは徹底したらいいと思う。
新人
はい。話は変わるんですが、若いころって失敗したことも多かったですか?
ベテラン
あるよ。ここで言えんくらい(笑)。君もやらかしてるやろ?
新人
先日、けっこう笑えないのを。午前中に3つくらい一気にやらかしたときは凹みました。明日使うペンキに硬化材を入れて…残りの塗料が少ない状況で…しかもそれを転かしてこぼすという…。
ベテラン
それは怒られるなぁ(笑)でもね、責任者がそれを明日使うというのを君に伝えていなかったのも原因。だから、君が責任者になったら、新人にそこまでしっかりと伝えて仕事を進めていけばいいだけ。
新人
なるほど!そうやって失敗を経験にして生かしていくんですね。
ベテラン
その通り。でも硬化材は怒られるけどね(笑)
新人
…会社が求めている成長スピードに達しているんでしょうか?
ベテラン
同期と比べてどう思うの?
新人
いつも一緒にいるわけではないんですが、先日同じ仕事を一緒にする機会があって、そのとき感じたのは、コミュニケーションの仕方がうまいと思ったし、作業ノートを見ても僕のよりレベルが高かったんです。絵もしっかりと書いてあって…
ベテラン
うちの営業所にいる彼のことやんね?彼はとにかく元気やもんね。声もしっかり出すし。黙々とやることはきっちりとやってるしね。まぁノート取れよ!ノート取れよ!って口すっぱく言ってるから。
新人
彼はレベル高いんですよね?
ベテラン
それはわからないよ。個人差ってのもあるし、配属される営業所や教育につくベテランの考えや育成方針もあるので一概には言えないし。そんなことはあまり気にしなくていいと思う。
新人
ようやく一人前になれた!認められている!というのは感じられるものですか?
ベテラン
それはあるよ。でも、そのときにこれまでの経験をしっかりと発揮できる力とか引き出しを身につけていないとダメだけどね。
新人
そのために愚直に何でもやってみたり、ベテランのよい部分をマネしていけばいいんですよね。
ベテラン
そう。あとそれをやりながら、自分のやりたいこともしっかりと見つけていけばいいと思う。わからなければベテランに聞けばいいよ。
新人
山口さんや若泉さんに聞いてもいいですよね。
ベテラン
あいつよりかは俺にやろ(笑)
新人
そういうことにしておきます(笑)